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エレメントライダー7話

一月中旬から僕は、空を見上げると、切ない気持ちになるようになった。楽しい事を考えても、カー

ド達の事を考えても、切ない気持ちになってしまう。いくら考えても、切ない気持ちにさせる物が何

か分からない。

 突然、再び僕に異変が起きた。

「さっさと愛情やら友情やら忘れて、俺と優雅に遊ぼうじゃないか、坊ちゃん。」

「誰だ。」

「一万年に一人の天才、エレメントライダーサンダー様だ、覚えておくんだな。」

自己紹介をするファイターがいるとは全然知らなかった。彼は気分のいいときの僕に似ている。

「坊ちゃん、君が今知りたい事は、俺のデータのはずだ。いいとも、一部始終教えてやろうジャマイ

カー。ハハッ、じゃないかー…。」

とは言った物の、彼はそれについてなかなか話さない。

「どうした、話さないのか。」

「はいはい分かったよ。ならば教えてやるよ、俺のストーリーを…。

 俺の世界、サンダーワールドは以前、とても平和だった。けんかや争いも全くなかったというわけ

でないが、まあ平和だったな。

 ある日、見た事もない真っ黒な戦士がサンダーワールドに出現した。そして周囲の建物を壊し始

め、住民も殺し始めた。その戦士は

『俺を苦しめろ、もっと苦しめろ。俺に憎しみを与えよ…。そうすればお前らに、幸福が必ず訪れる

だろう…。』

と自分の姿を変えながら呟いていた。

 そして俺が殺されそうになった時、周囲が静止した。さらに俺は半透明の壁に…。」

話が止まってしまった。僕は言ってみた。

「捕獲されたんだろ。」

彼は涙声で答えた。

「そうさ、あとの話はフレイムと同じだ。俺は…、俺は…、仲間を殺したあいつを許さない。あいつ

を倒すためなら…究極の雷にもなってやる。」

いつの間にか、また壁を殴っていた。

「サンダー、泣くのを止めなさい。君らしくないから、いつもの君でいなさい。元気な姿の君

で…。」

フレイムが励ましていた。僕は謝った。

「悲しい思いを掘り起こしてしまって悪いな。俺には、優しさが少ししか残っていないようだ。許し

てくれ…。」

その時、久々に涙が出た。一粒、そしてまた一粒とまるで流れ星が一つ一つ消え去っていくように頬


を伝っていった。その後、決して涙を流さない人間になる事を約束した。

 「それにしても、サンダーワールドに出現した黒い戦士は一体誰なんだろうか。」

部屋に引き込もり、大いに悩んだ末、疲れて熟睡してしまった。答えが出てきた。

 突然、僕は見た事の無い野原に出た。しかも見た事の無い真っ黒でひび割れていないコピーエレメ

ントと黒いカードデッキを装着していた。

 誰かが歩いて来た。僕だ。半透明のコピーエレメントと銀色のカードデッキを装着している僕が僕

に近づいて来る。さらに近づいて来るのはもう一人の僕だけではない。後方に六人くらいの人がこっ

ちに向かって来る。後方にいる人達は少し離れた場所でもう一人の僕を応援している。何を叫んでい

るのか全く分からない。真剣にこっちを見ている。

 もう一人の僕の体が少しずつ透けてきた。相手の体内に人が入っていた。その人物はヒカルだっ

た。とても真剣な表情で言った。

「遼太郎、私を思い出して…。ヒカルよ、あなたがずーっと愛してきたヒカルよ。」

僕は一瞬、ドキッとした。何かを言おうとしたが言えない。逆に不思議な事を言い出した






来週ぐらいから第一回目の戦いがはじまるっぽいです

お楽しみに


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No title

これは・・・改行しようとした結果?

No title

サンダー良いですね。好きです。

今後も待ってるぜ。

 ついに7話まできてしまいましたか。8話をお楽しみに…。僕の本性が出ると思います。

No title

 ふおー、この後どうなるんでしょう?

No title

 新しいライダーが出てきましたね。本当に僕にそっくりだと思います。

No title

お、追いつけない…。待ってください!

No title

0960さん<わからないとこがあったら読み返してみてください
多分一生消さないんで

あとそれでもわからなければ言ってください
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