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エレメントライダー4話

途中で声は途切れ、無数のカードが彼女を包み込みその場から消え去ってしまった。自分の周囲には割れたカードが散乱していた。よく見ると、自分が今まで作ってきた、ガラスのように煌めく、グラスカードだった。破片に触れた瞬間、青白い光を放った。
光に驚いて目が覚めた。部屋の中は何も変わっていなかったが、心の奥に何かがいる。
その日からなぜか良く分からないが、パンチやキックをするようになっていた。それも普通のパンチやキックではない。一段と強い力が入っている。変化はそれだけではない、種類によって様々な能力を持つグラスカードが増えていたのだ。特に気になるのは、赤色、水色、黄色、紫色、虹色、そして透明の六枚のカード。今までに見た事のない模様が描かれていた。中心から外側へ同心円状のバー
コードが広がっていた。一体何を示しているのか、どんな能力を持っているか分からなかった。
「とにかくこれは未来で戦えと言っているのかもしれない。絶対見過ごしてはいけない。」
と思った。
 冬休みが終わって、再び学校に行き出したある日、当時僕が部活をしていた時のキャプテン、森本翔太がいじめてきた。本人に直接いじめられたわけではないが、
「僕がいないどこかでバカにしている」
と大オタクの吉川悟が言ってきた。森本翔太は当時も今も気味が悪くて、意地悪い人だ。だから自分からは決して近づかないし、話さない。
「おそらく吉川悟は森本翔太に頼まれ僕のスパイをしているはず。」
そんなことは既に読み切れていた。
 昼休みが終わり、掃除も終わってから、五時間目に間に合うようにすぐ体育館に向かった時、
「わあー誰かさんが通る。セクハラが来たぞ。不審者みたい。気分が悪くなってきた。死ね。」
沢山の文句が心に突き刺さった。
「まだいじめは続いていたのか。だが俺はもう、一年前の俺とは違う…。強いんだ、俺は。」
と思ったその時、また何かの力を手に入れた感じがした。前とは少し違う。何かを言おうとしても口が開かず、後ろを振り返ろうと思っても体が動かない。全身が何かの力に操られている。突然僕はものすごい速さでその場を駆け抜け、体育館の壁を殴り出した。痛いけど止まらない、というより止められない。その時の僕の目は水色で涙目になっていた。その目に気付いた瞬間、ヒッキーさんの歌声
が聞こえた。そして二十九回目のパンチでようやく止まった。自分自身を操作できなかった事を今でも驚いている。体が自分の物になった時、普通に戻っていた。
「ヒカル、ありがとうね…。」
と呟いた。「ヒカル」とはヒッキーさんの本名。ここからは「ヒカル」という名で登場する。



今回はここまでです

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